前彼暴露編 その4 我の強すぎるオトコ

 誰しも自分だけのこだわりというものを持っていると思う。あたしだって自分のする事にケチをつけられたり、口を出されるのは好きではない。けれどある程度は聞く耳だって持っているし、理解できる頭もあるつもりだ。
しかし、以前付き合っていたオトコはそうではなかった。
「俺は何を言っても自分のしたいようにしかしないから、家族も親友も結果しか見ない。経過を見ないんだ。そして結果を見て、『あぁ、お前らしいな』そう言うんだよ」
何だかそれが格好いい事のように話していたが、あたしに言わせれば可哀想の一言に尽きる。それって、「良くも悪くも人の意見に耳を貸さないなら、好きなようにすればいいんじゃない?」って思われていて、「あぁ、お前らしいな」ってのは呆れて言ってんじゃないのか?結果的に見捨てられてんじゃないのか?

 今でも彼は自分の好きなように暮らしている。仕事もせず、日々自分のサイトの更新にいそしみ…。いいご身分である。あたしはそうはなりたくないが。